人工的な不景気 2022 5 22
アメリカでは、食料品などが
インフレで高くなっていますので、
利上げが必要だという。
しかし、利上げをすると、
なぜインフレが収まるかについて
説明がないと思います。
利上げをすると不景気になりますので、
インフレが収まるのです。
つまり、利上げをすると
借金して事業拡大する気持ちが減少します。
また借金して消費活動する気分にはなれません。
このようにアメリカには「借金文化」というものがあり、
利上げによって経済マインド(借金文化)が冷え込みます。
その結果、不景気となり、需要は減りますので、
インフレは収まるのです。
要するに人工的に不景気を作るのです。
このような「人工的な不景気」によって、
正社員ではない人や日雇い労働者は打撃を受けると思います。
金持ちは有利だと思います。
もともと現金をたくさん持っていますので、
利上げによって現金価値の減少を補えます。
インフレは現金価値の減少を意味して、
デフレは現金価値の増加を意味します。